スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

4月, 2015の投稿を表示しています

受け手の存在が贈り手を育てる。

日頃、愛読している跡部さんの ブログ で紹介されていた『 ゆっくり、いそげ 』を読みましたので簡単に感想を。私が気になったキーワードをいくつかピックアップしてみました。詳しくは本を読んでみてくださいね。 ・Take/Taken(取る/取られる)→ Taker     Give/Given(贈る/贈られる)→ Giver ・利用し合う関係 → 支援し合う関係 ・交換の不等価 ・健全な負債感 ・消費者的な人格/受贈者的な人格 ・自動販売機化する社会 ■ 受け手の存在 が贈り手を育てる。 本当は「受け手」の存在が「贈り手」を育てる。 まだ世の中の評価の定まらない仕事であったとしても、それを受け止め、価値を見い出してくれる「受け手」のあることが、「贈り手」の背中を押す。仕事の主の勇気になる。受けとってくれる人の笑顔が、「贈る」ことの喜びを教えてくれる。 世の中がもっと平和に継続して循環するためには、 自分が誰かから贈られたものを、他の誰かに贈る、あるいは贈り手に感謝を表明する。 そうすれば、お金には生み出せない価値が関係性の中で循環する。 それはお金以上に、大きな広がりや素敵なご縁を生み出す。受けとるだけ、自分だけが得をすることだけ考えていると社会が育たない。 私が今取り組んでいる仕事、特に「営業」という仕事にも活かせる素晴らしい発想だと思います。どうしても売上/利益という価値観に左右されがちですが、何よりも大事なことは先ずは相手に「 どんな価値を贈ることができるのか 」を考えること。そして、相手からの贈り物に感謝して、しっかり受けとること。上手に受けることが求められてくる。