スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

8月, 2017の投稿を表示しています

TEDで「イノベーション」を考える。

最近あまりチェックしていなかったTEDで、気になる動画あったので記録しておきます。ハーバード・ビジネススクール リンダ・ヒル 教授の「 集団の創造性をマネジメントする 」という動画です。「 イノベーションは必ずしも一人の天才が起こすのではなく、集合の天才(Collective Genius)が起こす。 」というのが本筋です。 これからは「競争」と同時に複数プレイヤーで問題解決を図る「 共創 」型の、リーダーシップ、マネジメントが必要になると私は感じます。ある相手を敵ではなく「 パートナー(仲間)に成り得ないか? 」という視点で見て、問題解決を共に行う同志として助け合う関係を創り上げる。そこから新しいイノベーションは起こりそうです。

いま、居心地の悪い環境にいますか?

お盆休み中に読み始めた「 40歳が社長になる日 」について、気になるフレーズがありましたので、メモ代わりに記録しておきます。途中ではありますが、ビジネス環境が大きく変化し、不確実性が増す中で如何に「 破壊的イノベーション(Disruptive Innovation) 」を起こす為の仕組みを作れるか、というのが著書の本筋と思います。 その「 破壊的イノベーション(Disruptive Innovation)」 を起こす手段の1つとして、ダイバーシティ=多様性が必要である、さらに「 多様な意見が混ざり合う居心地の悪い環境を作る、敢えて身を置く 」ことで常識とは異なるアイデアが生まれると説いています。 自らに置き換えて考えると、今の組織に属して丸5年。経験も増していく中で、どこか妙な落ち着きというか悪く言えば「 怠惰 」のようなものを感じる時があります。また、あまりこれまでの人生を振り返って見ても大きな「 環境変化 」に触れる機会が少ないと痛感しています。 要するに無意識の内に「 居心地の悪い環境 」から身を離している、と感じます。これでは大きな成長も無いし、人生を変えるような機会も得られないです。もっともっと、成長機会と成長速度を上げるためにも、居心地の悪い環境に自らを置かないと行けません。 最後に最近「Netflix」で見た「カンフーパンダ3」のセリフで締めます。 ”できることだけやっていても成長はしない。”

上司はあなたの「最重要顧客」です。

先日の仕事終わりに、私の上司と「マネジメント」について以下のような話をしました。 ドラッカーに学ぶ、上司を「マネジメント」する方法とは? https://next.rikunabi.com/journal/entry/20170331_M 大半の内容は上記記事に任せますが、私も「 上司をマネジメントするのは部下の重要スキル 」だと考えています。どの組織であれ、自らを評価するのは直属の上司。上司との関係を円滑に保つことは、ある意味自らの「生存」にも関わります。 最終的な目的は「 自らの仕事を遂行し、顧客に価値を提供すること 」なので、決して「上司をマネジメント」することを目的にする必要は無いですが、やはり高いパフォーマンスを継続的に発揮し続けるためには、上司=上に立つ人の「習性」「特徴」「傾向」を部下も理解する必要があります。言い換えれば、部下は「 いかに上司に気持ちよく仕事をしてもらうか? 」を考えなければなりません。 上司も部下も基本的な「信頼関係」を構築しつつ、お互いに「 利用すべき 」だと思います。上司は部下が成長、成果を出せるように育て上げ、部下は上司の評価に繋がるような成果、行動を自発的に行えば「Win-Win」の関係になります。(極論「 利用する 」と言う言い方は語弊があるかもしれないですが、わかりやすく言えばそうなります。) 部下にもできることは沢山あります。「 いかに上司に気持ちよく仕事をしてもらうか? 」ある意味、上司はあなたの「 最重要顧客 」です。

時間と成果の話。

毎度、チェックしているNewsPicksで取り上げられていた以下の記事が気になりました。 ★企業役員の9%「週60時間以上働きます」 http://www.nikkei.com/article/DGKKZO19908520Q7A810C1CR8000/ 1週間当たりの労働時間が60時間以上の法人役員は全体の9.3%だったことが10日、厚生労働省の調査で分かった。同省によると、2016年に週60時間以上働いた雇用者の割合は7.7%。役員自らも働き方改革が求められそうだ。 最近話題の「働き方改革」に関連した記事です。私の意見としては役員か否かに関係なく「成果 >>> 時間」で評価すべきです。結局、相も変わらず「時間」で人を評価するようになると、一見仕事を装った「無駄な会議」「無駄な書類作成」「無駄なルールづくり」などの非効率なことも時間に含まれ、それすらも評価対象になり「給与」に繋がってしまうのが現実です。 ただ、その一方で社会人1年目〜3年目の若手においては、ある一定のスキルを習得するために一定「時間」は費やす必要があると思います。ただし、今の「生産性」を重視する環境の中では、年齢も入社年次も関係なく 「いかに早く、効率的に成果を出すか」 を厳しく問われるようになっています。 仕事はスポーツや勉強と同様に「時間」は必要ですが、そこは夜遅くまで残って仕事をやるのではなく、1時間でも早く出社して誰もいない中で集中して仕事する、例えばメール処理や書類の作成など" 直接の利益を生まない ”(でも必要な仕事)を、始業時間9時までに完璧に終わらせてしまい「直接の利益を生む=本当の仕事」に時間を配分した方が、より多くの成果を生み出すことが可能になります。 時間と成果。時間を減らしつつ、成果を出し続けることの難しさを日々感じます。